長い一生を持つ竜は時間という概念を忘れることがままある。
そのため忘れぬようにと住処にこのような自作の砂時計を置くのだが、宝を集めたがる竜は砂時計の場所をよく見失う。
そうして仕方なくまた作り、見失い、とそのようにして数ばかりが増えていく。
多いものでは竜が溜めた宝のうち約三割が砂時計だったという。
竜は基本群れでは生活しないため、その死後に住処の宝の山をその土地の所有者が回収してよいこととなっている。
その時に流通する砂時計の数で竜の性格が予想できるという面白い品だ。
長い一生を持つ竜は時間という概念を忘れることがままある。
そのため忘れぬようにと住処にこのような自作の砂時計を置くのだが、宝を集めたがる竜は砂時計の場所をよく見失う。
そうして仕方なくまた作り、見失い、とそのようにして数ばかりが増えていく。
多いものでは竜が溜めた宝のうち約三割が砂時計だったという。
竜は基本群れでは生活しないため、その死後に住処の宝の山をその土地の所有者が回収してよいこととなっている。
その時に流通する砂時計の数で竜の性格が予想できるという面白い品だ。